こんにちは。
先日。とある結婚式場の前で、石川の歴史を感じさせる古風な挙式を
挙げているカップルをみました。
白無垢姿がとても美しかったので、目に焼きついています。
さて、前回に引き続き、石川県についてご紹介します。
今回は、石川の歴史について。
石川県の伝統文化の源流をたどると、その大半は、
加賀藩主前田家とのかかわりに行き着くそうです。
前田家は初代の利家以来、歴代藩主が茶の湯を通じて文化事業に深い関心を寄せました。
利家は千利休の門人と言われるほどの茶人であり、
3代利常は歴代藩主の中でも傑出した文化大名でもありました。
「加賀百万石」と形容された加賀藩は、江戸幕府にあっては徳川家に次ぐ大藩でしたが、
外様大名として常に幕府から警戒の目が向けられました。
利常が取った文化奨励策は、武力の誇示を控えて幕府の警戒心を和らげる一方、
雄藩としての家柄を天下に示す目的からでした。
利常は小堀遠州ら当代きっての茶人を文化顧問として招き、
格調高い文物の収集や茶の湯の指導、美術工芸の育成に力を入れました。
その一つが加賀藩細工所の整備です。細工所は当初、
武具や武器を修理する施設でしたが、利常は前田家の大名調度品の製作や
修理を行う工芸工房的な性格へと転換させていきました。
高度な技能を持った名工を京都や江戸から招いて細工人の指導に当たらせ、
その優れた技術は次第に町方の工房へと普及していったのです。
また、加賀友禅伝統工芸が地場産業として地域に深く根を下ろすとともに、
「伝統工芸王国・石川県」の名に恥じない多くの工芸作家を生んでいるのも大きな特徴と言えるでしょう。
美術・工芸に関する石川県在住及び関係の文化勲章受章者、
重要無形文化財保持者(人間国宝)はこれまでに17人を数えます。
そんな歴史深い石川県民の人と、異業種交流会で交流してみたいものですね。

